悩み・気づき
2026.10.25

2〜3年前と比べて「以前より高く感じるようになった」品目を12品目で聞いたところ、最も多かったのは板チョコレートで75%でした。
続いて、ファミリーレストランでの外食が68%、ベーカリー専門店のパンが67%、回転寿司での外食が65%です。
一方、ハーゲンダッツなどのブランドアイスは40%で、12品目の中で最も値上げを感じにくい品目でした。
高級スーパーやデパ地下の惣菜も40%と、同じく低めの結果です。
アクトインディは、日常的に買う定番品ほど値上げに敏感になり、ごほうびとして買うものは値段の変化が意識されにくいのかもしれないとしています。
「いつもの値段」を覚えている品ほど、少しの値上がりにも気づきやすいということですね。
この調査は、アクトインディ株式会社の「いこーよファミリーラボ」が、いこーよのモニター会員である子育て家庭の保護者を対象に行ったものです。
2026年10月にも多くの品目で値上げが発表されたことから、子育て家庭が値上げをどのくらい感じているのか、高い価格に慣れてしまう“価格マヒ”がどれくらい起きているのかを知るために実施したとのことです。
「値上げがつらい」という声だけでなく、値上げに慣れていく気持ちの変化まで数字で知ることができる調査になっています。
同じ日には、値上げをきっかけにした買い物の変化を調べた別の調査結果も発表されました。
そちらでは、値上げを機に購入する商品やブランドを変えた人が58%、食品を買う場所を変えた人が47%でした。
慣れてしまった値上げと上手に付き合うために、取り入れやすい工夫をまとめました。
・よく買う品の「いつもの値段」をメモする:牛乳・パン・お米など定番品の価格を書き留めておくと、値上がりや内容量の変化に気づきやすくなります。
・量あたりの価格で比べる:内容量が変わることもあるので、100gあたりなどの単価表示を見る習慣をつけると比べやすくなります。
・外食は回数と予算を先に決める:ファミレスや回転寿司も値上げを感じる人が多い品目でした。月の回数を決めておくと、行くときは気兼ねなく楽しめます。
・ブランドや買う場所を見直す:同じ日に発表された別の調査でも、ブランドの乗り換えや買う場所を変えた家庭が多くありました。
別の調査では、牛乳・乳製品を「子どものために変えていない食品」に挙げた家庭が35%ありました。
すべてを削るのではなく、子どものために譲れないものと、見直せるものを分けて考えるのがポイントです。
子どもと一緒にできる工夫もあります。
たとえば、スーパーで「おやつは1回◯円まで」と決めて子どもに選んでもらうと、値段を見る練習にもなります。
週末のお出かけは、入場無料のイベントや無料のワークショップを組み合わせると、出費を抑えながら親子で楽しめますね。
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編集部なら、よく買う定番品10品の“基準価格メモ”をつくりたいと思います。
スマホのメモに品名と普段の価格を書いておき、その金額を超えたら一度立ち止まる、というシンプルなルールなら続けやすそうです。
いこーよファミリーラボの調査では、子育て世帯の97%が値上げを実感し、66%が高い価格に慣れてしまう“価格マヒ”を経験していることがわかりました。
値上げを最も感じる品目は板チョコレートで、日常的に買う定番品ほど変化に気づきやすい傾向です。
慣れてしまうのは自然なことですが、「いつもの値段」を意識するだけでも、家計を見直すきっかけになります。
子どものために譲れないものは大切にしながら、わが家に合った工夫を取り入れてみてくださいね。
<情報元・参考文献>
1.アクトインディ株式会社「【子育て世帯の値上げ実感調査】97%が値上げを実感、高くても感じない「価格マヒ」率は66%」PR TIMES、2026年10月7日
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000765.000026954.html
2.アクトインディ株式会社「【子育て世帯の値上げ行動調査】値上げで58%がブランド乗り換え、譲れないのは「牛乳・乳製品」35%」PR TIMES、2026年10月7日
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000766.000026954.html
3.総務省統計局「消費者物価指数(CPI)全国 最新の月次結果の概要(2026年8月分)」総務省統計局ホームページ、2026年9月18日
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.html