フェムケア
2026.10.25
デリケートゾーンのケアというと、洗い方や保湿ケアが中心ですが、近年、婦人科領域では「腟内フローラ(腟内細菌叢)」という視点にも関心が集まっています。
本記事では、前半で婦人科医の中川優子先生のコラムを通して「腟内フローラ」について解説し、後半では先生が紹介する乳酸菌サプリ「ラクトサプリⅡ」の特徴や配合されている乳酸菌を、製品資料をもとにManyUp編集部がご紹介します。
※本記事には、クリニックが取り扱う商品の紹介が含まれます。
監修:青山外苑ウィメンズクリニック 院長 中川優子医師
フェムケアというと、デリケートゾーン専用のソープや保湿剤など、「外側からのお手入れ」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも近年、婦人科領域で注目されているのが「腟内フローラ(腟内細菌叢)」です。
腟内にはさまざまな細菌が存在しています。その中でも女性の健康と深く関係していると考えられているのが、乳酸菌の一種であるLactobacillus(ラクトバチルス)です。
最近の研究では、同じラクトバチルスでも、どの菌種が優勢かによって腟内環境が異なることが分かってきました。特に注目されているのが、Lactobacillus crispatus(クリスパタス菌)です。
生殖年齢女性の腟内細菌叢を解析した研究では、クリスパタス菌が優勢な方々は、腟内を低いpHに保ち、比較的安定した腟内環境と関連することが報告されています。
これからのフェムケアでは、「清潔にする」だけではなく、「自分の持っている良い菌を守り、腟内の環境を整える」という視点も大切なのです。
腟内フローラが乱れると、ラクトバチルスが少なくなり、Gardnerella(ガードネレラ)などの嫌気性菌が増えることがあります。こうした腟内環境の変化は、細菌性腟症などとの関連が知られています。
また近年では、腟だけでなく子宮内膜のマイクロバイオームと妊娠・着床との関連についても研究が進んでいます。
当院で取り扱う「ラクトサプリⅡ」は、女性の腟・子宮内環境との関連が研究されているL. crispatus(クリスパタス菌)を中心に、L. reuteri(ロイテリ菌)、L. rhamnosus(ラムノーサス菌)の3種類の生きた乳酸菌を配合したサプリメントです。
日常のフェムケアとして、洗いすぎない、そして腟内の善玉菌が保たれやすい環境を意識する。腟内・子宮内のマイクロバイオームを意識したい方の選択肢の一つとして、当院でもご案内しています。