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2026.10.26
ベルギー王室御用達の花の彫刻家が、紅葉の季節の鎌倉のお寺で“秋をいける”と、どんな景色になるのでしょうか。
ダニエル・オストの展覧会「ダニエル・オスト in 鎌倉 ― 花の彫刻家 覚園寺の秋をいける ―」が、11月12日(木)〜17日(火)の6日間、鎌倉・二階堂の覚園寺で開かれます。
鎌倉では初めての展覧会で、境内5か所に花の彫刻約30点が並び、16:30からはライトアップも楽しめます。
前売券は4,000円(拝観料込)で、中学生未満は入場無料(拝観料200円は別途)です。
※本記事は2026年10月21日にダニエル・オスト実行委員会が発表したプレスリリースをもとに、ManyUp編集部が構成しています。

ダニエル・オストは、1955年にベルギーで生まれた花の彫刻家です。
1999年にフィリップ現国王、2003年にローラン王子の婚礼装飾を手がけ、シャネルやルイ・ヴィトン、カルティエなどのフローラルパートナーも務めてきました。
名刺の肩書は「bloembinder」で、古いフランドル語で「花を結ぶ人」という意味だそうです。
日本とのつながりも深く、1985年の初来日で生け花の大家・栗﨑曻氏に師事し、来日は100回を超えています。
日本での展覧会の来場者は累計20万人を超え、2015年には旭日小綬章を受章しました。

これまで花がいちばん美しい瞬間を見せてきたオストは、年齢を重ねた今、花が朽ちていく美しさも探求していきたいという思いに至ったとのこと。
その答えとして選んだのが、紅葉の山を作品にすることでした。
覚園寺を訪れたのはコロナ禍のあとで、その静けさに心を動かされ、ここで作品と花、訪れる人との対話を始めたいと思ったとのことです。
本人はこの場所を「この上なく完璧な聖域」と表現しています。
作品には、日本各地の野山の植物や、鎌倉の山で集めた落葉・木の実・枝が使われます。
島根県雲南市のしめ縄の作品や、熊本のい草を束ねた薬師堂の壁面作品、島根の丸石を使った花器も加わり、島根の庭師と鎌倉の竹工房も制作に参加しています。
入場料の一部は覚園寺へのお布施として奉納され、文化財を守るために使われます。
