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2026.11.03
北海道長沼町の馬追蒸溜所が、蒸溜所として初めて3年以上熟成させたシングルモルト・ジャパニーズウイスキー「メタモルフォシス」を、2026年12月1日(火)に発売します。
北海道産モルトをシェリー樽で熟成させた「Audax(アウダクス)」は1,000本・15,840円、英国産モルトをバーボン樽で熟成させた「Bishop(ビショップ)」は1,300本・11,990円です(いずれも税込、500ml・アルコール分50%)。
旧ワイナリーの地下シェルターを含む3つの場所で熟成させた、蒸溜所初の正式なリリースです。
2本の違いと買い方、年末のご褒美や贈り物に選ぶときのポイントをまとめました。
※本記事は2026年10月27日にMAOI株式会社が発表したプレスリリースをもとに、ManyUp編集部が構成しています。
馬追蒸溜所は、石狩平野を望む北海道長沼町の馬追丘陵にあります。
前身は2006年に設立された「マオイワイナリー」で、リリースでは「日本一小さなワイナリー」と紹介されています。現在はワインづくりと並んで、スコットランドのフォーサイス社製の1000Lのポットスチルでウイスキーを造っています。

ウイスキーは職人の手作業で造られていて、年間の生産量は約40樽ほどです。「馬追(マオイ)」という地名は、アイヌ語の「マウ・オ・イ」(ハマナスの実があるところ)に由来しています。
これまで馬追蒸溜所が出してきたのは、若い原酒の「ニューボーン」や、3年熟成の原酒を詰めたミニボトルなどの限定品でした。
今回の「メタモルフォシス」は、3年以上熟成させた原酒を500mlのボトルで正式に発売する初めての商品です。
同じ蒸溜所でも、原料の産地と熟成に使う樽をはっきり分けることで、2つの異なる方向性を持つシングルモルトを届けたいとしています。

熟成には、温度変化が穏やかで湿度の高い旧ワイナリーの地下シェルター、季節で温度や湿度が大きく変わる蒸溜所1階のセラー、日差しや昼夜の温度差を受ける2階のテラスの3か所を使い分けています。
地下シェルターは、旧マオイワイナリーの創業者が1980年代に災害や戦争への備えとして造ったもので、いまは樽の熟成庫になっています。

「Audax」は、北海道中標津町産のノンピーテッド・モルトを100%使ったシングルモルトです。
オロロソ・シェリーのホグスヘッド樽(225L)で熟成させ、熟成の後半には一部の原酒を小さなクォーターカスクに移しています。3年6か月から3年9か月熟成させた原酒を合わせました。
北海道産モルトの力強い個性に、シェリー樽ならではの豊かな風味が重なる1本だとしています。