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悩み・気づき

2025.07.25

100㎡のスタッフ専用休憩室を新設|「働きやすさ」こそが「最高の治療」につながる——よしひろウィメンズクリニック“働き手ファースト”の医療現場改革へ

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【理事コメント|藤岡恒行さん】
当院では夜21時まで診療を行っており、仕事を終えたあとでも治療に通える環境を整えています。これは「キャリアと治療を両立してほしい」という佐藤院長夫妻の強い思いに基づいたものです。一方で、スタッフにとっては帰宅が深夜に及ぶこともあり、食事や生活リズムに負荷がかかる現実もありました。
その課題を受けて、今年はスタッフがリラックスし、自然と会話が生まれる環境を目指して、1階に休憩室を増設しました。職種を超えてコミュニケーションが生まれ、孤立しにくい職場づくりに役立っています。福利厚生として導入した「チケットレストラン」も、食事のサポートとして好評です。
また、クリニックを“持続可能な医療チーム”として成長させるため、半年かけて部門長を選任し、意思決定のスピードと責任所在を明確化する組織体制に移行しました。部門間の壁は取り払われ、今では職種を超えた共同プロジェクトも生まれています。
休憩室の整備や組織づくりは、すべて「働きやすさが、患者様へのより良い医療につながる」という信念に基づいた改革です。これからも、スタッフ一人ひとりが安心して働ける環境づくりを通じて、“こころに寄り添う医療”の質をさらに高めていきたいと考えています。

未来を見据えた、持続可能な医療チームづくり

今回ご紹介したよしひろウィメンズクリニックの休憩室の新設は、慢性的な人材不足に直面する医療現場において、働き手の環境整備と医療サービスの質向上を両立させる、評価すべき取り組みの一つといえるでしょう。

よしひろウィメンズクリニックが掲げる“働き手ファースト”の姿勢は、現場で働く医療従事者の幸福度とパフォーマンスを高めるだけでなく、患者一人ひとりへの丁寧で質の高いケアの実現にもつながっていきます。
持続可能な医療チーム・体制づくりへの取り組みは、今後ますます社会から求められるものとなり、広がっていくことが期待されます。

“働く人”を大切にするという視点は、医療現場にとどまらず、私たちの暮らし全体に良い影響をもたらしてくれるものです。ManyUp編集部では、今後もこうした“人を大切にする職場や現場”の取り組みに、引き続き注目していきたいと思います。
▽不妊治療・体外受精専門「よしひろウィメンズクリニック」( https://yoshihiro-womens.clinic )

よしひろウィメンズクリニックは、「こころに寄り添う不妊治療」を理念に掲げ、東京都台東区・上野エリアにて体外受精(IVF)を中心とした高度生殖医療を提供する専門クリニック。
患者様一人ひとりの想いと向き合い、「悩むことも、選ぶことも、あきらめない」ためのサポート体制を整えている。
最新の医療設備と専門医による丁寧な診療に加え、看護師による相談外来や心理的サポート、ピアサポートなど、身体と心の両面から安心して通える環境づくりを大切にしている。
治療の経済的・時間的な効率性にも配慮し、ライフプランを大切にした選択ができるよう、情報提供と対話を重視した診療を実践。
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